No7地域情報誌で「カラマツ再生」を特集しましたが紙面の都合上、掲載できなかった写真などを取材メモのなかから紹介します。

【オホーツク・ウッドピア】
北海道の植林木を利用した住宅用構造材を供給する会社です。
屋外で乾燥中の木材
お話を伺った専務理事の板垣さんは「公共施設にもっと使っていってほしい」とおっしゃってました。
事務所玄関ドアに木製の社名プレート
工場内部
取材中の当社社員
左から公平、藤澤、大嶋。
工場では、人は少数で加工自体は機械での流れ作業がほとんどと、説明の大西さん。
黄色の帽子が大西さん。各工程の説明を伺いました。
乾燥機
整理整頓された工具類
接着剤で貼り合わされた部材
完成した製品
次に、オホーツクウッドピアが集成材を供給した数カ所を写真で紹介します。

【置戸町こどもセンター どんぐり】
置戸町こどもセンターは、地元の秋田小学校の学校林(カラマツ)で建てられた施設で、北農木材工業製材工場跡地にあります。こどもセンターと言うだけあって、とても優しい雰囲気を醸し出していました。施設内には遊戯スペースや年齢別の保育室、屋外にはグラウンドのほか、花壇や畑、樹木、遊具スペースなどがあり、自然とのふれあいを大切にしながら伸び伸びとした環境の中で子育てができる施設をイメージしています。
ホールにあった木製遊具
保育室
運動場
保育室
保育室
保育室のサイン
上着などをかけるフック
お話を伺った置戸町役場町づくり企画課の和田さん(右)
廊下
外側
歩道には園児の描いた絵
【足寄町役場庁舎】
足寄町役場では、総務課の大野さんにお話を伺いました。役場は外見では木材は目立たないものの、中に入ってみれば木材をふんだんに使って作ったことがわかります。
足寄町役場に到着
この建物の特徴のひとつ。換気の送風口
庁舎2階のフロアー
階段
2階ホール
町長室はガラス張り
端材を利用したカウンター
1階ロビーの喫茶コーナー
喫茶コーナの壁面も端材活用
正面玄関を入ると庁舎建築の様子を大型モニターでみられます。
【花えーる】
外見からみてもカラマツ集成材で作られていることがわかる、カラマツでいっぱいの建物です。花えーる主催のパンやアイスクリーム、チーズ作りなどの講座もあるようですので是非、最新の調理器具で体験してみてはと思います。
花えーるの玄関
ロビー
ロビーにあった臼
受付のカウンター
奥が調理実習室
多目的研修室
【湧別児童複合施設「たんぽぽ」】
湧別町役場建設課の宇佐美さんに案内していただきました。ここは、乳児から児童生徒まで、一貫して子どもと親の両面を支援する基盤施設として、「湧別保育所」「児童センター」「子育て支援センター」という三つの機能を有した児童複合施設です。
児童館側への廊下
図書室
運動場
木製遊具
案内していただいた湧別町役場の宇佐見さん(右)
保育園側への廊下
乳児室
遊戯室ではお昼寝中
整理整頓されてる室内
下駄箱
たくさん木材による建築物が建ちはじめていますが、その中でも最近は北海道に大量に植えられているカラマツの集成材が注目されてきています。
カラマツというのは、もともと北海道には自生していなかったのですが、電柱や炭鉱の杭木向けとして北海道に昭和30年代に大量植林され始めました。
そこまではよかったのですが、カラマツが立派な木材として育ったころには、世の流れにのって石炭から石油へと変わり、炭坑の閉山が相次ぎ、坑木の需要も消え去ってしまいました。

カラマツの特徴は、辺材は白色、心材は褐色。木理は通直、肌目は粗い。年輪がくっきりと浮かび上がっている。針葉樹の中では重硬で強度は高いが、ヤニが多く、反りや変形が生じ易く製材には不適な物でした。

でも、そんなカラマツでも、現在では、技術が発達しカラマツをそのまま使うのではなく、集成材として加工して、無垢材よりも反りや変形が少ない強度の強いものになったのです。
その強度は天然木の1.5倍にもなるそうです。単位重量で比較すると、木の強度は鉄やコンクリートの4〜5倍にもなります。
しかも、火にも強い集成材、木材なので燃えやすいと思うかもしれません、ところが断面が大きくなると表面が焦げて炭化層ができ、酸素の供給が断たれて燃えずらくなるそうです。

これから家を建てようと考えている方は、一つの参考になるのではないでしょうか?地元の木を使って建てる家、そんな自慢の家を建てるのも悪くないかもしれませんね。
(業務管理部技師の公平(きみひら))




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